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運任せだと絶対にFXは勝てない!なぜ経済指標が重要なのか

2015年12月17日 - 指標の基本
運任せだと絶対にFXは勝てない!なぜ経済指標が重要なのか

FXで利益をあげるために重要な要素として必ずと言っていいほど取りあげられるのが、「経済指標を適切に読み解くこと」です。なぜ経済指標を適切に読み解くことが大切なのでしょうか。

今回は経済指標が為替をはじめとする金融市場に与える影響について見てみましょう。

相場を左右する景気動向と経済指標

FXで安定して利益を上げるためには、各国の経済指標に注目することが欠かせないと言われています。中でもアメリカの就業者数を表す「雇用統計」とFRB(Federal Reserve Board = 連邦準備制度理事会)の発表する金融政策と声明は、特に重視するべき経済指標として知られています。世界では日々様々な経済指標や金融政策、声明が各国から発表されていますが、なぜこの2つの経済指標が重視されているのでしょうか。
経済指標として最も一般的なアメリカの「雇用統計」を例に、経済指標が相場に与える影響を見てみましょう。

グローバル化する世界経済と影響力を保つアメリカ

経済大国としての中国の台頭や長引く金融危機の後処理など、アメリカ経済はかつての実力を失いつつありますが、それでも世界で唯一のスーパーパワーとして国際社会の中心にいる国です。

リーマンショックをきっかけとして2008年に世界金融危機が発生したように、グローバル化が進んだ現在、アメリカ経済が何らかの理由で失速すると、その影響はアメリカ国内だけではなく、世界全体に波及します。アメリカ経済の好不調が世界経済の行く末を握っているのです。

アメリカ経済の行く末を占う「雇用統計」と「声明」

アメリカ経済の好不調を知るために欠かせない経済指標として、景気動向が直接影響する就業者数を調べた雇用統計は取引参加者に特に注目されています。

雇用統計に注目しているのは市場参加者だけではありません。アメリカの金融政策を担当するFOMC(Federal Open Market Committee = 連邦公開市場委員会)は、雇用統計をはじめとする様々な経済指標を吟味した上で実施する経済政策を決定して、「声明」という形で国際社会に向けて発表します。

取引参加者はこの声明を受けて持っているポジションの売買を一斉に行うため、経済指標や声明の発表直後は、相場が大きく動くことがあるのです。

重要な経済指標の読み解きと限界

経済指標を読み解くことは、FXで取引を続けるために欠かせない技術の1つです。様々な経済指標や金融政策の動向、要人の発言などから経済状況を分析して取引に反映する分析手法は、「ファンダメンタル分析」として知られています。
ファンダメンタル分析は対象となる国や通貨の比較的長い期間の大まかな経済状況を読み解くことを得意とする分析手法ですが、短期の通貨の値動きを読み解くことには向いていません。

短期の通貨の値動きを分析するためには、通貨の値動きを記録した「チャート」と、チャート上に様々な表れる様々な「テクニカル指標」を分析することで、より高い精度で値動きを予測する「テクニカル分析」を使用します。

ファンダメンタル分析とテクニカル分析とも使いこなせれば便利な分析手法として知られていますが、分析結果はどれほど精度を高めても「予測」に留まり、外れる場合のほうが多いことに注意する必要があります。

おわりに

経済指標は取引結果の改善に大きな影響を与える要素の1つです。FX取引を安定的に続けるためには、経済指標を分析に反映してリスク管理や資金管理に注意した取引を行うことが欠かせません。

参考サイト
外務省